手足 ほてりの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
震災で仕事場で仲間が流され、ショックを受けました。
その後の混乱で気持ちも高ぶりやすく、足の裏に熱冷ましを貼って休みます。
主人と二人の生活で、お互い張り合うので、ストレスも溜まり、イライラ、怒りやすく、手足がほてり気になります。
NHKのあさイチを見て、相談。
老化と環境の大きな変化が、からだの中と外で起きているようです。
体質的には、腎虚(腎の老化)、血虚(血液の不足)、陰虚(潤い不足)、肝陽上亢(高ぶり感情をコントロール出来ない)状態が有るようです。
漢方の熄風薬を使い改善を提案し、さらにからだの基本物質を補う(本治)漢方をお勧めしました。
1週間後 ご来店された時は、怒りが鎮まっていました。
今後 食事のバランスを改善し、肝陰(高ぶりを起さない)を補う、漢方養生法をお話しました。
震災と老化、そしてストレス、体の変化を見逃さない漢方の弁証論治(タイプを分析、治しかた)は、
中国医学の真髄で、震災後の心のストレスにも対応ができます。
TEL:0226-27-2108
住所:宮城県気仙沼市長磯船原33-1